13日、山口素弘監督の今季限りでの退任が発表された。山口監督が就任したのは2012年。チームがスタートダッシュに失敗し、低迷する中での途中就任だった。内田智也は、そんな山口監督の決断に驚き、そして喜んだ。「(この3年間で山口監督が)来るとなったときが一番驚いたというか、うれしかった。絶対あのタイミングでやらん(引き受けない)と思ってたので」。
内田は現役時代の山口監督とボランチでコンビを組んだこともあり、「監督になるときは絶対一緒にやりたいと思っていた」という。今季に懸ける思いも人一倍強かっただけに、「ずっと素さん(山口素弘監督)と一緒にやってきたので、何とか男にしたかったんですけど…」と、悔しそうに今季を振り返った。
23日の最終節・北九州戦は山口監督とともに戦う最後の試合。「なんとか勝利で送り出してあげたい」と強い決意を胸に内田はこの一戦に臨む。
(横浜FC担当 村田亘)
2014/11/20 19:12