セットプレー練習でレギュラー組が守備に入る際は、サブ組に回ることの多い内田智也や上田悠起などがキッカーを務めている。
きょう(17日)も明治安田J2第8節・長崎戦に向けてこの練習を行ったのだが、途中からボールを蹴り始めたのは普段は練習試合でもやることはない井手口正昭。右利きのキッカーが必要になったため指名をされたのだが、本人曰くプレースキックを蹴ったのは東福岡高校以来で約10年ぶり。その時も春先は努めていたものの、最終的には井上翔太(現・北九州)が蹴ることになったとのこと。突然のことに本人も驚いていたが、「楽しい。止まっているボールなので」と久々の大役に目を輝かせていた。
これをきっかけに今後も蹴り手に名乗りを上げるのかと思いきや、「チャンスがあれば蹴りたいですけど、ウッチーさん(内田)とか上手い人がいるので」と控えめなコメント。しかし、精度の高いボールを蹴れることは証明してみせた。今後再び務めるのか、気になるところだ。
(横浜FC担当 松尾祐希)
2015/04/17 19:42