前節・徳島ヴォルティス戦はジェフ千葉戦に続く1-0の勝利。徳島戦の勝利でFC町田ゼルビアは2度目の連勝を記録し、最下位を脱出しました。3月20日第4節・ロアッソ熊本戦以来のホームゲーム勝利という興奮も冷めやらぬ中、J2第30節・ガイナーレ鳥取戦が本日、町田市立陸上競技場で行われます。20位・町田と19位・鳥取の勝ち点差は『2』。今日の鳥取戦は勝てば順位が入れ替わる重要な一戦です。
2007年と2008年に鳥取に所属していたGK修行智仁選手にとっては、古巣戦となります。守護神として2試合連続無失点に多大なる貢献を果たしている修行選手に、鳥取戦に向けたお話を聞きましたのでコメントを紹介します。
■GK 1 修行 智仁選手コメント
――鳥取戦は古巣戦です。
「僕が在籍していたときからしばらく経っているし、選手も監督も代わっているからそこまで古巣という意識はない。でも大事な試合であることは変わらない」
――接点のある選手は?
「鶴見(聡貴)選手、吉野(智行)選手、加藤(秀典)選手ら結構いますね。鶴見は千葉戦で点を取ったらしい。例えば鶴見選手は動きながらボールに触って、ゴールにどんどん向かって来る。前向きなプレーをする選手というイメージがある。鳥取は(前節)千葉に勝ったし、勢いには乗ってくるでしょう。前節は僕たちも勝ったし、鳥取など(順位の近いチーム)が勝ったので、変に慢心することなく戦えると思う。気を引き締めて戦える材料になる。逆に良かったんじゃないか」
――“下位対決”となったアウェイでの第21節・岐阜戦は、試合の入り方も甘く、ふがいないゲームでした。
「それはみんなも分かっていると思う。あのときの反省点をピッチで出せるかが大事。立ち上がりのことは監督が言ってくると思う。集中して入ること、慎重に入るなど集中して立ち上がりを入ればうまく試合が流れていくのでは。フワーッと試合に入らないようにしないといけない。チームも今までは我慢の守備で耐える展開が続いていたけど、前節・徳島戦はカウンターでもう1点取れそうな雰囲気になった。先制して、守ってしのいで、もう1点を取れるという雰囲気が出て来るようになった。それは良くなっている証拠。内容が悪くても勝てるようになったことも進歩だと思う。そうやって勝っていくことで見えることもある」
修行選手をはじめ、町田の選手たちは今日の鳥取戦の重要性を理解しています。徳島戦で決勝点を決めた鈴木崇文選手は「勝ち続けて一つでも順位を上げていきたい」と語り、加藤恒平選手も「どうしても落とせない一戦だとみんなが分かっている。モチベーションは高い」と鳥取戦への決意を話しています。3連勝が懸かった鳥取戦。正念場の一戦は22日(水)19時から町田市立陸上競技場でキックオフ!!
最後に告知です。本日22日発売の『EL GOLAZO』(エルゴラ)では、19日に行われた徳島戦のマッチレポートと鳥取戦のマッチプレビューを掲載しています。徳島戦のマッチレポートではマッチレビューと鈴木崇文選手のコラムを書かせていただきました。スタジアムでの待ち時間を過ごすには最適だと思いますので、ぜひご一読ください。
(町田担当 郡司聡)
2012/08/22 12:00