5月1日から8月31日まで熊本に期限付き移籍することが発表された橋本拳人について、ランコ・ポポヴィッチ監督がコメントした。
「彼はここ数カ月で一番伸びた選手。急激な成長を遂げていた。体作りの面でも良くなっており、ビックリするほど成長していた。その楽しみが減ることになる。いま彼に必要なのは経験で、足りないものも経験だった。熊本に行くことにより、その経験が得られることを望んでいる」。
FC東京では出場機会に恵まれなかったが、指揮官は彼のことを思った起用を続けていた。「彼は元々ボランチだが、ここでCBをやった経験は今後に生きるはず。後ろでプレーすることで責任感をより強く持ち、安定したプレーをすることを意識するようになった。中盤でボールを奪えるのが彼の良さだが、取ったあとの展開に課題があった。CBに置いたことによって課題のパスもより出せるようになる。そこを改善させようとした」。
熊本で、ぜひ多くの実戦経験を積んでもらいたい。
(FC東京担当 田中直希)
2013/04/30 20:23