ランコ・ポポヴィッチ監督などと同じく、ルーカス(写真左)も渡邉千真の成長に目を細めている一人だ。開幕2試合で3得点と好調な背番号9について、チーム最年長はこう語っている。
「カズマ(渡邉)はここに来る前のマリノス時代から知っている選手ですし、その頃から良くゴールをとっている良い選手だと思っていました。このチームに来て、特に去年と今年で違うのは、彼自身が自信を持ったこと、それに周りの選手たちが信頼しているということだと思う」
自信。それがポストプレーを含めたすべてのプレーに好影響を及ぼしているとルーカスは分析する。
「彼自身、良いスタートを切れたし、今年は得点王になってくれれば良いと思っているよ!」
微笑みながらそう話した“ルーコン”。ただ最後には「個人的にはまだゴールが取れていないので決めたいね。攻守での貢献を求められるいまのポジションの役割をこなしながらだけど」と、右MFで奮闘中の現状をしっかり見据えることも忘れなかった。
(FC東京担当 田中直希)
2013/03/12 20:25