シュート16本が空砲となった前節・大分戦の反省を踏まえ、30日の練習は、ポジションに関わらず随所でフィニッシュへの意欲にあふれた内容となった。
大分戦で足を痛め、大事を取ってこの日の全体練習から外れた新井場徹に代わって紅白戦で左SBに入った丸橋祐介は、「監督からも『ドンドン上がって行け』と言われているし、攻撃の部分を期待されていると思う」と積極果敢な攻撃参加を見せた。右SBの酒本憲幸とともに、“イケイケ”が復活するか。今節の相手である湘南もサイド攻撃には特徴があるだけに、“サイドの主導権争い”が試合の行方を左右しそうだ。
また、大分戦に続いて2試合連続の先発が濃厚な杉本健勇は、大分戦のVTRを見直したあと、「自分も含めてきれいに崩そうとし過ぎたかもしれない。どんな形でも1点ということを意識して、強引にでもシュートを打って枠に入れたい」と、自らを含めたチーム全体の“意識改革”の必要性を訴えた。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/04/30 18:07