20日、大阪市内のセレッソ大阪メガストア内にて、2015シーズンの新ユニフォーム発表の記者会見が行われた。
会見後に行われた、ファン・サポーター公開での新ユニフォーム発表とトークセッションには、酒本憲幸、永井龍、山口蛍、藤本康太、丸橋祐介の5選手が出席。それぞれに、来季から新たにプーマジャパンと契約を締結した新ユニフォームの感想や、来季へ向けた抱負を述べた。
その後、報道陣の囲み取材に応じた山口は、自らの去就に関する現在の胸の内を語った。「国内でプレーするならセレッソで、という意思はクラブに伝えている。国内からのオファーは断った。キャプテンでもあるし、真っ先に残留表明して欲しいと思っている人も多いと思うけど、国内ならセレッソから出て行く気はない、ということはハッキリしている。そこは理解して欲しい」と訴えた後で、「他の選手の残留表明により気持ちが動くことはある?」との質問に対しては、「そこでブレるようであれば、それだけの気持ちだということ。自分の中に持っている気持ちは、よっぽどのことがない限りブレることはない」と、改めて海外への強い意欲も滲ませた。ただし、「海外ならどこでもいいわけではない。成長できるところでプレーしたい」と足元を見据える発言も残した。
クラブに対しては早い段階から意思を伝えていた山口だが、公の場で自身の去就を語ったのは、この日が初めて。また、現在の状態については、「今はもう全てのメニューをこなせている」と復活を強調。新ユニフォームについては、「かっこいいいですね」と感想を述べた。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/12/20 21:04