直近5試合、愛媛との戦績は5戦5勝の徳島。勝利の証である『四国ダービー・ウィナーズ・フラッグ』は、16年に奪い返して以来、その栄誉を保持し続けてきた。今節も「勝利のために90分間戦う」(リカルド・ロドロゲス監督)と一歩も譲る気はない。
しかしながら、その一方でその90分間以外については異なるメッセージも言葉に込めた。西日本を中心とする豪雨災害により、愛媛県も大きな被害を受けたことを当然ながらロドリゲス監督も把握している。「その痛みは理解できますし、徳島ヴォルティスとしてもサポートしていければと思います。試合が終われば同じ人間同士。全員が一緒になって助け合いたい」とコメント。そして、愛媛県だけではなく、その他の地域の被害についても「日本全体でサポートしていけるように」と願った。
また、徳島県出身の小西雄大も「同じ四国県民として手を取り合って頑張っていきたいです」と言葉にしている。
(徳島担当 柏原敏)
2018/07/13 15:50