重松健太郎に今節の徳島との四国ダービーについて聞くと間髪入れずに飛び出してきた。
サポーターからも期待されている“愛媛初ゴール”だが、「そろそろ僕も結果が欲しい。アシストも大事だけど、それだけじゃ満足できない」と誰よりもゴールに飢えているのは重松本人。だからこそ重松は今節のダービーを「自分が決めて勝つ」と豪語する。
それは焦りではなく、エースとしての自覚から来る言葉だろう。それを強く感じたのが“PK”についての質問の答え。重松は第4節・岐阜戦で味方の得たPKを一度外しているが、『次もPKを蹴るか?』との質問に「もちろん」と即答。「(PK失敗を)克服したいし、自分が決めたい。そこでビビって蹴れなかったら全然ダメだし、決める自信はある」と迷いはない。
このダービーで重松はエースに必要な強いハートをプレーで表現するはずだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/07/14 08:10