前節の仙台戦は、先発復帰を果たした清武弘嗣の2得点で仙台に逆転勝利を収めたC大阪だが、2点目は、山口蛍のシュートをGKが弾いたところを見逃さずに詰めた形。試合後は、「あの一瞬だけ、曜一朗の動きがパッと浮かんだ」と振り返った清武だが、その言葉を伝え聞いた柿谷本人は「ウソ、ウソ(笑)」と素っ気ない。
もっとも、「復帰戦でああやって結果を出してくれる選手がいることは、チームとしても心強い。僕らが言うまでもなく、前節はキヨ(清武)が戻ってきてサッカーが変わったし、これからもっとチームは良くなると思う」と話す。
その上で、「トシ(高木俊幸)はトシで違う良さがあって、そういうのが全部、僕らの強みになって、どんな状況でも有効に働けば、どんな相手にも勝っていけると思う」とチーム力の底上げに自信を示す。
自身は、前節はローテーションという形で出番がなかったが、「どういう意図で選手を入れ替えていくかということは(ユン・ジョンファン)監督しか知らないけど、自分たちはいつ(出番を)言われてもいいように準備しています。個人的には体もキレているし、いい準備はできています」と今節・磐田戦での活躍を誓う。
(C大阪担当 小田尚史)
2018/04/27 16:29