C大阪にとってJ1では14年ぶりとなる開幕戦勝利をもたらした柿谷曜一朗。5日の練習後には、「正直僕らの負けゲームだったけど、いまは勝ち点を重ねることが大事。連係も次第に良くなる」と話した。そして話題は、日本に衝撃のニュースをもたらした香川真司に移った。
「新潟戦の前、真司くんに『明日から頑張るわ』ってメールして、『あそこで決めるのはさすが』って返事が来たんですけど、自分はハットトリックしているという…。嫌がらせでしょ。翌日の新聞、全部持って行かれるんちゃうかって思いましたよ」と笑った柿谷は、山口螢の家でマンチェスター・ユナイテッドの試合を見ていたという。香川の先制点後は清武弘嗣の出場している試合などにチャンネルを回していたそうだが、「最後にマンチェスターUの試合にしたら、実況が『マンチェスターUが香川のハットトリックで4-0で勝利しました』って。ビックリして、思わず隣で寝ていた螢を起こしました(笑)」とのことだった。
香川大活躍の裏には、桜の背番号8を受け継いだ男から受けた刺激があったのかもしれない。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/03/05 19:36