しかし、長谷川健太監督は35歳のベテランGKに全幅の信頼を置いている。G大阪の全盛期でレギュラーを張っていた藤ケ谷陽介はセカンドGKという難しい立場ながら、ピッチに立った公式戦では安定したパフォーマンスを披露。
「天皇杯4回戦やルヴァンカップを含めて東口が不在の時にしっかりと務めてきてくれた」と、長谷川監督は東口が日本代表招集により不在だったカップ戦計5試合でのパフォーマンスを称賛する。チームに復帰した昨季以降、藤ケ谷が出場して敗退したカップ戦はリバープレート相手のスルガ銀行チャンピオンシップのみ。「今季まだマリノスに勝っていないので、しっかりと準決勝につなげたい」と百戦錬磨のベテランは言い切った。
(G大阪担当 下薗昌記)
2016/12/23 13:25