
鳥栖にとって今季の公式戦最後の試合となった11月12日の天皇杯4回戦・広島戦(0●3)後、10日間のオフに入っていた鳥栖。そのオフ期間を利用してGK林彰洋は豪州旅行へと出かけた。
「オフ期間のほとんどは豪州にいた」と本人は話すが、その目的は今季途中まで鳥栖に在籍し、現在はAリーグのウェスタン・シドニーで活躍するMF楠神順平に会うため。「英語力がだいぶ上達していた」と楠神の英語力に驚きもあった一方で自然公園を楽しんだり、楠神夫妻と食事をするなど良いリフレッシュになったようだ。
また、現地ではウェスタン・シドニーvsメルボルン・シティの試合も観戦。「思ったよりもつなぐんだなと思った。30℃くらいあったのでその影響もあったのかな」とAリーグ観戦を楽しんだ様子。そして楠神の活躍は林にとっても良い刺激になったようだ。
その楠神は25日に行われた第8節ブリズベン・ロアー戦(1△1)で移籍後初ゴールを記録。林も「順平、決めてましたね」と自ら切り出したように同い年の動向は常にチェックしている。遠い異国の地で活躍する同い年の存在はやはり気になる様子だった。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/11/26 15:55