FC東京が鳥栖のGK林彰洋を獲得することが決定的となった。近日中にも正式発表される見込みだ。
林は13年途中に清水から鳥栖に移籍し、ここまで3シーズン半の間、堅守を披露してきた。195cmという日本人離れした体格を生かしたセービングが何よりも魅力で、先日行われた日本代表GK合宿にも参加。「世界基準のGKは190cm台が主流だ」というヴァイッド・ハリルホジッチ監督の発言によって、林の存在も注目されていた。
本人はさらなる向上とロシアW杯出場をにらみ、現状からのステップアップの必要性を感じ今回の移籍を決心した様子。FC東京にはDF森重真人とDF丸山祐市の代表CBもそろっているため、強固な守備陣を形成できれば林にとっても代表定着に向けた格好のアピールになる。
来季、青赤のゴールマウスには世界基準の大型GKが立つことになる。
(FC東京担当 西川結城)
2016/12/05 04:01