磐田のトップチームは33人いるが、現在は23人ほどで練習を行っている。負傷者が増え、さらに小川航基と大南拓磨はU-19日本代表に招集されて不在。ギリギリ紅白戦は行えるが、これ以上けが人が増えると、台所事情はさらに苦しくなる。
「選択肢が少ないということは、組み合わせはグッと減るということ」と名波浩監督は言う。それでも、選手たちにとっては出場機会をつかむチャンスでもある。スーパーサブとして流れを変えられる松浦拓弥は、「いまは本当にけが人が多いので、みんなでやるしかない。ゴールなりアシストで貢献したい」と意気込んだ。
離脱者は多いが、磐田は残り2節となった明治安田J1 1stで勝ち点6がほしい。チーム全員で勝利を目指す意思を、一人ひとりが強めている。
(磐田担当 青木務)
2016/06/17 13:19