フランスサッカーの育成年代に造詣が深い横浜FMのエリク・モンバエルツ監督が、U-23日本代表が参加しているトゥーロン国際大会についてコメントした。指揮官は日本の初戦のパラグアイ戦をTV視聴し、日本サッカーの現在地と横浜FMに所属する3選手のプレーを確認したという。
まずチームについては「パラグアイのパワーに苦しめられた」と総括。選手個々については「喜田は2失点目につながるファウルはあったが、チームで見せているようなビルドアップでいいプレーがあった。(富樫)敬真は国際レベルで見るともっとパワーを高めないといけない。(前田)直輝はスピードがあるが、プレー機会が少なかった」と詳細にコメントした。
最後は、前田が得意とするドリブル突破の話から少し脱線し「日本人選手はサイドの1対1で勝つようなプレーをしなければいけない。それができれば数的優位を作る必要がない」と、ハリルホジッチ日本代表監督のように“デュエル”を強調した。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2016/05/24 15:08