天皇杯3回戦・栃木戦を翌日に控えた15日、樋口靖洋監督が栃木を率いる松本育夫監督との思い出話を語った。
出会いは樋口監督が高校1年生のときまでさかのぼる。当時、ユース代表監督を務めていた松本監督の目にとまり、自国で開催された1979年のワールドユースに臨むユース代表候補に選ばれたことがきっかけだった。最終的に本大会メンバーには残れなかったが、徳島県で行われた当時のハードトレーニングはいまでも脳裏に焼きついているという。「とにかくよく走った。毎朝、朝食前に4キロ走る。とにかく厳しい人でしたね」とちょっぴり苦い表情とともに振り返る。
年月を経て、Jクラブの監督として対戦することについて「育夫さんはどのチームを率いてもハードワークするチームを作っている。昔、お世話になった人と同じ監督という立場で対戦できるのは光栄なこと」と試合を楽しみにしていた。
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(横浜FM担当 藤井雅彦)
2013/10/15 16:05