横浜FMのMF齋藤学が天皇杯制覇に向けて意気込みを語った。
14日の天皇杯4回戦で神戸と対戦するが、その神戸とは約1ヵ月前の10月17日に明治安田J1リーグ戦(2nd第14節/2○1)で対戦したばかり。そのときは途中出場の齋藤が後半アディショナルタイムに決勝ゴールをマークし、劇的な逆転勝利を飾った。
当時からあまり時間が経っていないこともあってか、齋藤は相性の良い相手との対戦を心待ちにしていた。「ウチのサッカーができれば勝てると思う」と力強く語り、必勝宣言。前回対戦を振り返り「相手が退場で一人少なくなってからウチに流れがきた」と冷静に分析した。だからこそ「今度は最初からウチのリズムで戦って勝ちたい」。リーグ戦でのタイトル獲得の可能性が潰えたいま、横浜FMにとっては天皇杯でタイトルを奪取するしかない。背番号11はその旗頭を務める覚悟だ。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/11/12 15:25