84年生まれ、福岡一筋のベテランGKが同級生対決に意欲を見せた。
25日にホームで鳥栖との九州ダービーの臨む福岡。ナビスコカップではここ2試合、神山竜一がゴールマウスを守っている。25日も出場が濃厚だが、出場すれば神山にとっては2010年以来、6年ぶりの九州ダービーとなる。「鳥栖には今年、開幕戦で負けているし、ナビスコカップでまずはその借りを返したい」と気合いは十分だった。
また、神山が意識する相手が鳥栖にはいる。それは同じ84年生まれ、鳥栖一筋を貫いている同ポジションの赤星拓だ。神山がプロ1年目だった当時、福岡大の1年生だった赤星が福岡の練習に参加していたこともあり、お互いのことはよく知っている。「今回、赤星と対戦できればいいですね」とJ1の舞台での九州ダービーでの対峙を熱望していた。
一方、鳥栖の赤星も「お互い、長く続けてこられているし、同じピッチ、それもJ1の舞台でダービーで対戦できることになれば、それは貴重な時間だと思う。終わったあとにはユニフォーム交換したいですね」と思いを巡らせている。
熱い“同級生対決”が九州ダービーで実現するか。
(福岡担当 杉山文宣)
2016/05/24 14:44