神戸は25日、天皇杯準々決勝・浦和戦へ向けて最終調整。笑顔があふれ、キレキレのパフォーマンスが冴え渡るリラックスゲームで汗を流し、会場となるヤンマースタジアム長居へ向かった。
明治安田2nd最終節・浦和戦を終えておよそ1カ月。みっちりとトレーニングを積んできた神戸の選手たち。ネルシーニョ監督は「この1カ月で彼らの目標も士気も下げてはいけない」との考えを練習に落とし込んできた。
4日間のオフが明け、再始動してから2日目には「もうしんどいんですけど」(渡邉千真)と疲労困ぱいの声を挙げた選手たちは、合間に2日間のオフを取りながら進んだトレーニングを精力的にこなした。石津大介の場合、そのオフで夫人と5月に生まれた愛娘と初の家族旅行を敢行し、「カニめっちゃうまい」とリフレッシュ。いま現在、選手は「かなり動けている」(田中英雄)状態に仕上がった。
指揮官は「自分たちの力を出せば結果はついてくる」と充実のコメント。2000年以来となる準決勝へ、神戸のモチベーションは最高潮に達している。
(神戸担当 小野慶太)
2015/12/26 09:58