オフ明けの21日、神戸は26日に控える天皇杯準々決勝・浦和戦へ向けたトレーニングを開始。ボール回しの後、19日に非公開で行われた練習試合で先発したメンバー中心にリカバリー、残りの選手たちは精力的なミニゲームを実施した。
およそ1カ月のトレーニング期間を経て、いよいよ決戦のとき。高橋祥平は「やるだけやったので、”勝てる”という気持ちでやりたい」と話す。勝ち上がれば中2日で準決勝、決勝を戦うが、「ペース配分や後のことは考えず、最初の一戦のことだけを考える」と意気込みを語る。
渡邉千真も静かに闘志だ。「この1週間しっかりとコンディションを整えて、やるべきことを整理して試合にのぞみたい」。一部主力選手に状態への懸念は出ているが、神戸はここから戦闘態勢を高めていく。
(神戸担当 小野慶太)
2015/12/22 11:38