最終節(明治安田J1・2nd第17節・松本戦)を目前にして、横浜FMに離脱者が続出している。
MF兵藤慎剛は左太もも前肉離れの疑いで別メニュー調整を余儀なくされ、MF三門雄大は体調不良で自宅療養となった。MF藤本淳吾とDF小林祐三も体調不良のため室内調整に努め、FWアデミウソンは先週負傷した左ひざを再び痛めて練習を途中で切り上げた。主力クラスの選手が続々と離脱する状況にエリク・モンバエルツ監督は「たくさんの選手がいません」と苦笑い。試合2日前の時点で紅白戦を実施できないほどの“野戦病院”となってしまったが、指揮官は「まだバカンスではない」とあくまで松本戦での勝利を目指している。
勝てば年間5位と2ndステージ3位になる可能性があり「選手には常に高いパフォーマンスを求めている」と指揮官。タイトル獲得の可能性が消えても、フランス人指揮官の目は死んでいない。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/11/20 20:25