作戦名は“肉を切らせて骨を断つ”だ。
横浜FMのDF小林祐三が、あす12日の明治安田J1・2nd第6節・名古屋戦に向けて抱負を語り、プランの一端を明かした。あすの試合ももちろん不動の右SBとして出場するが、前方の右MFには本来はFWやトップ下を本職とするアデミウソンが入る見込み。そのため守備には若干の不安があり、そのカバー役を務めなければいけない。
そこで小林は「アデ(アデミウソン)には攻撃で力を発揮してほしい」とブラジル人アタッカーにはあくまでオフェンスに軸足を置いてもらい、そのぶんも自身が守備力を発揮するつもりだ。「アデの右MFはちょっと怖い部分もあるけど、自分の集中力は高まる。“肉を切らせて骨を断つ”で、自分がしっかり守れば大丈夫」。自身は右サイドにしっかりフタをして、アデミウソンらアタッカー陣の爆発を待つ必勝プランだ。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/08/11 20:04