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　鳥栖に加入後、左右問わずSBやWBでプレーし、豊富な運動量とどっしりとした、重心の低い腰の据わった対人守備で大きな貢献をしている吉田豊。前節(明治安田J1・2nd第10節清水戦/0△0)では古巣戦を楽しんだが今節、広島戦(J1・2nd第11節)ではかつての同僚とのマッチアップが濃厚だ。かつての同僚というのは甲府で共にプレーした柏好文。お互いに前節通りのシステム、ポジションであればマッチアップすることになる。

　吉田は柏について「甲府のときに一緒にやっているので特長はわかっている。甲府のときより左足でのクロスも増えているし、カットインの動きも増えている。守備からすると難しい相手ですけど止めることができれば自分の自信にもなる。乗せると厄介な選手なので試合の入りのところでガツンと厳しく行きたい」と宣戦布告。サイドの攻防は試合のカギを握るだけに試合の入りでのファーストコンタクトに注目したい。