明治安田J2第31節の大分戦、チームはアディショナルタイムに田中達也が挙げた劇的な決勝ゴールで、リーグ戦では3試合ぶりの勝利。天皇杯を含めると3試合連続で終盤に得点し、1-0で勝つという勝負強さがついてきた。その大分戦、相手選手との接触で頭部に出血しながらも応急処置を受け、プレーした園田拓也は
「スパイクが頭に入ったみたいで10センチくらい切れてました。試合の翌日に病院にいって、15針、縫ったんですけど、試合中は医療用ホチキスでドクターに傷口をふさいでもらって。こう、頭皮を引っ張られる感じがね(笑)。でも治療でピッチを出て休む時間があったんで、戻った時にはさらに頑張らないと、と思いましたよ。頭を切ったのは初めてじゃないけど、スイミングキャップをかぶってプレーしたのは初めてです。ま、血ぐらい出ますよ(笑)」
傷口は髪でよく見えなかったが、さすがはキャプテン、「元気があれば何でもできる」ことを証明した。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/09/16 16:20