仙台にとって第95回天皇杯初戦となる2回戦・仙台大戦が6日に開催される。写真のような激しい競り合いの続く練習を経て、試合に臨む。
天皇杯での仙台大戦は、05年の第85回大会以来だ。このときは2-2でPK戦に突入。サドンデス形式にまでもつれ、PK8-7で仙台が辛くも逃げ切った。
当時の仙台大側では細川淳矢(水戸)、大橋良隆(長野)といった、後のJリーガーがプレーした。仙台の現役選手では、菅井直樹と富田晋伍はこの試合ではベンチ外、リャン・ヨンギは先発して途中までプレー。村上和弘がフル出場していた。
渡邉晋監督はというと、04年に現役を引退し、05年は仙台のフロントスタッフだった。時を経て指揮官として迎える今回の対戦については「昨夜の日本代表(W杯予選カンボジア戦)のように、周囲が『勝って当たり前』と思うような試合の難しさはありますが、『どのような形でも勝つ!』というメンタルと戦い方で結果を出します」と言葉に力を込めた。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/09/04 18:23