明治安田J1・2nd第16節・鳥栖戦の舞台は、ベストアメニティスタジアム。リャン・ヨンギが04年J2第5節(0●3)でプロデビューを飾り、富田晋伍が12年J1第9節(1△1)でJ1初ゴールを決めた場所でもある。
12年加入の奥埜博亮は、プロ入り後の鳥栖戦出場は同年のJリーグヤマザキナビスコカップ第2節(2○0)のみ。今季も1st第15節(5○0)は負傷で欠場した。「全員でハードワークする厳しい相手である印象。球際で負けず、コンパクトに戦いたい」として自身今季初となる鳥栖戦に臨む。
プロとなってからは初めてベアスタに乗り込む奥埜だが、実は仙台大学在籍時、JFA・Jリーグ特別指定選手だった10年2月28日に、仙台の一員として同所での練習試合・鳥栖戦(2○0)で鮮やかなミドルシュートを決めた経験を持つ。チームの副将となったいま、「責任を持ってこの終盤戦もプレーし、結果を出し続けたい」と、そのとき以来のベアスタでの試合に向け意気込む。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/11/04 16:45