仙台のボランチとして欠かせない存在となっている富田晋伍。今季は戦略によって角田誠やリャン・ヨンギ、松下年宏といった中盤の底でのパートナーが変わることも多いが、「誰と組んでも、それぞれの特徴を理解してバランスを取っています」という心がけのもと戦っている。
8月31日の第24節・湘南戦や9月7日の天皇杯2回戦・ブラウブリッツ秋田戦では途中からアンカーに回ることもあったが、昨季までこのポジションに回ったときよりも柔軟に対応した。
今度の対戦相手・大宮は最近システムを変えながら戦っている。「こぼれ球を予測したり、周りを動かしたりとやることは多いけれど、しっかりこなしたい」という富田にとって状況判断が問われる場面も多いと予想できるが、「頭を使うことも多くなるでしょうけれど、ボランチとしてやり甲斐を感じています」と頼もしい。
仙台の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/09/19 19:50