先日まで行われていたコパ・アメリカに注目していたのは、サッカーオタクの林陵平だけではない。ペルー国籍のロメロ・フランクもその一人。母国ペルーは2大会連続となる3位になったが、「もうちょっと上に行けたと思います」とちょっぴり残念そうに振り返った。
悔やまれるのは、やはり開催国チリと対戦した準決勝の前半20分、CBサンブラーノが退場になったこと。「ペルーのサッカーは、いつも大事な試合で気合い入り過ぎて誰か退場するというイメージがある」とフランク。
試合は1-2で敗れたが、一時同点に追いつく展開だった。「10人でもだいぶチャンスを作っていたし、11人でやっていたらもっといい試合ができたんじゃないかなと思います。すごく良かったです」。結果は出なかったが、最後までファイトした母国の試合内容に満足そうだった。
(山形担当 佐藤円)
2015/07/09 20:21