明治安田J1・1st第15節仙台戦で大敗(0●5)を喫して次節のFC東京戦まで2週間を過ごすことになった鳥栖。大敗のあとということもあり、雰囲気も重くなりがちかと思いきや、森下仁志監督は「自分たちにとって一番なのは練習なので、そこで幸い、2週間時間があったのでしっかり練習もできている。何かスタイルを変える必要は全くない」と前向きな時間を過ごせたと強調していた。
結果が出ないとネガティブになりがちだが森下監督は「仙台戦の前半は何も悪くない。しっかりと心を整えて自分たちの持ち味を忘れずにやるのが一番」とポジティブな面を選手たちにも伝えているようだ。吉田豊も「結果を出すためにいろいろなことをやろうとするのではなくこれまでやってきたことをブレずにやり続けていくこと。良い状態に持っていくにはそういうことが必要」と指揮官に同調している。リーグ戦4試合ぶりの勝利へ鳥栖らしさを取り戻せたかどうかが大きなポイントになりそうだ。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/06/17 16:09