前節・仙台戦で初先発を飾った岡田翔平だが、前半早々に接触プレーで脳震とうを起こして29分に交代。29日に24歳の誕生日を迎えた岡田にとっては、ほろ苦い23歳ラストゲームとなった。
脳震とうを起こして以降は「試合のことは覚えていないんです。(水沼)宏太に代わって後半から入ったつもりに感じていて、交代のときは『後半から入ったのに何で交代なの?』って思っていました。周りのみんなにもそう言っていたらしいです」とのこと。容体が心配されたが、試合後の検査の結果、異常はなかったとのことで一安心だ。
今節はFC東京との試合を迎えるが、岡田はFC東京の下部組織出身。「特別な意識はないし、どこが相手でも試合には出たい。でも、できればFC東京戦で良いプレーをして、向こうの人たちに頑張っている姿を見せられればいいなっていう気持ちもあります」と古巣への恩返しを誓っていた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2013/04/30 17:11