16日に明治安田J1・2nd第14節でホームに名古屋を迎える鳥栖。対名古屋ということでやはりチームが警戒しているのは闘莉王の存在だ。「勝負どころを知っている選手」と森下仁志監督が話せば、菊地直哉も「基本技術がしっかりしているし、キックの質、コントロール、ヘディングも技術は高い。間違いなくキーマンは彼」と警戒する。また、吉田豊も「闘莉王さんが前にいても後ろにいてもあそこが心臓」と話すように百戦錬磨の闘将は鳥栖にとって勝ち点奪取のためには絶対に抑えなければならない存在だ。
現在、勝ち点32で年間順位が14位となっている鳥栖だが今節は新潟対松本の15位、16位直接対決が行われるだけに何としても勝ち点を上積みして降格圏との差を広げたいところ。「負けないことは大事だし、苦しくても勝ち点を拾っていく試合は必要になる」と林彰洋が言うように残留のためにも何としても勝ち点を確保したい。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/10/16 08:43