G大阪が宇佐美貴史ら3人の代表組をのぞいたベストメンバーを投入した奈良クラブとの豪華なトレーニングマッチ。J-GREEN堺で13日に行われた一戦は、週末とあって大勢のギャラリーが見守った。変則的な形式(45分×2、30分×1)で行われた一戦は、G大阪が奈良クラブに2-4での負けを喫した。
守備時にはフィールドプレーヤーの全員が自陣でブロックを作る奈良クラブを崩し切れず、前半の枠内シュートはG大阪の1本に対して、奈良クラブは3本。目先の結果には一喜一憂しないはずの長谷川健太監督も、たまらず36分に阿部浩之と倉田秋をピッチに下げるなどご立腹の様子。
阿部浩之ら選手も低調なパフォーマンスは自覚しており「そりゃ、こんな試合をしていたら(監督も怒る)」と早々の交代を受け入れていた。もっとも阿部は「引かれた相手へのシミュレーションになった。Jリーグで生かしたい」と気持ちを切り替えていた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/06/13 18:01