13日、仙台は仙台ユースと仙台大を相手に、45分ずつの練習試合を実施。仙台ユース戦では金園英学が、仙台大戦では野沢拓也がそれぞれ得点し、いずれも1-0で勝利した。
渡邉晋監督はこの試合で“ゲームコントロール”をテーマの一つに設定。今週のメニューの影響で全体的な動きは重かったが、その厳しい中でも選手たちは試合運びで意志を統一した。たとえば終盤の30分間にプレーしたGK石川慧は、負傷から復帰したばかりの鎌田次郎や練習生、2種登録の選手が入った最終ラインとともに「状態がそれぞれ違う中でも意思統一できた」と手ごたえを得たようだ。
また、この試合は仙台ユースと、提携する仙台大が一堂に会しての試合となったことで、「クラブにとって大きな一日」と、渡邉監督は実感した。それだけに「将来の選手も含め、サポーターの方々にこの試合を見てもらえるようにセッティングしたかった」とも。各種大会で泉サッカー場やユアテックスタジアム仙台などが使えず、観戦設備が未完成の紫山サッカー場で一般非公開の試合になったことを、監督はサポーターに「申し訳ない」と謝った。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/06/13 18:43