29日に敵地で明治安田J2第4節・大宮戦(1△1)を終え、飛行機移動を挟み3日後の4月1日にはホームで第5節・京都戦(札幌ド)を迎えるという、過密日程プラス難敵との連戦となる今週。パウロンの退場で数的不利となりながらも大宮から勝ち点1を奪いチームのムードは上々だが、京都戦に向けて選手たちはあらためて気を引き締めている。
というのも昨年8月のホーム京都戦(第26節/0●1)では「ワンチャンスを決められて敗れてしまったから」(宮澤裕樹)。試合の大半でボールを保持し、放ったシュートも相手の3倍以上となる16本。にもかかわらず終盤に相手のFW大黒将志に、その日唯一のシュートを叩き込まれ、敗れてしまったのである。「あの悔しさは忘れていない。こちらも高い決定力を身につけて、今度はしっかり勝ちたい」と上里一将。今回の京都戦ではしっかりとチャンスをモノにし、昨季のリベンジを果たすべくチームの意気込みは高い。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/03/30 20:07