開幕戦からの3試合をベンチも含め、同じメンバーで戦ってきた横浜FC。明治安田J2第4節・C大阪戦(0●2)は初めてベンチ入りメンバーを1人入れ替えて、臨んだ試合になった。その1人に選ばれたのが韓国人アタッカーMFナ・ソンスだった。早速、82分から出番を得ると、得意のドリブルで気持ちの入ったプレーを披露。その動きは可能性を感じさせるものだった。
しかし、本人は今季初出場となったこの試合を猛省。「チャンスを活かせなかったので憤りを自分に感じる」と語るほど、負けず嫌いな一面を覗かせていた。「負けず嫌いの性格が空回りしたので、この試合終盤にイエローカードを貰った」と金明豪通訳も語るように、ナ・ソンスの性格は筋金入りだ。
試合後翌日の30日にはユースとの練習試合に出場し1得点。早速、ミロシュ・ルス監督にアピールをしてみせた。GWの過密日程をこれから迎えるということでチャンスは必ず訪れるはず。その時こそ、J初得点という結果で期待に応えたい。
(横浜FC担当 松尾祐希)
2015/03/30 20:12