前節(明治安田J2第3節・京都戦/2○1)で開始早々のPKをセーブした加藤順大。週が明けて迎えた24日にあらためて自身のビッグプレーを振り返り、「あのワンプレーは試合の中で非常に重要な場面だった。長い道のりだけど、一戦必勝でやっていく上ではああいうプレーが大事」と胸を張った。
PKセーブ後には気迫満点のガッツポーズを見せたが、「すぐにCKだったので、『早く持ち場につけ』って感じになった」とのこと。ただ、勝利を収めてからについては、「終わってからああいうシーンを写真とかで見ると、『良いものだなあ』と感じた」と語り、笑顔を見せた。
もちろん、さらなる向上に向けても余念はない。加藤が反省材料としたのは渡部大輔との連係がうまくいかず、失点につながったCKを与えてしまった場面。「伝え方でCKにしないこともできた。細かいところの伝達一つに関しても、もうちょっとうまくやっていけたらいい」。細部の修正を重ね、今節・札幌戦では開幕戦以来の無失点を目指す。
(大宮担当 片村光博)
2015/03/25 07:00