中央大学から横浜FCに加入し、はや5年目を向かえる佐藤謙介。5日に行われた紅白戦ではレギュラー組からは外れたものの、気迫あるプレーを見せた。
「同じチームで5年目というのは想像してなかった」と、チームの中でも古株となったことに対して感慨深そうに語ったが、それゆえの自覚がある。「プレー以外でも知っていることが多いので、全体に伝えていきながらシーズンを通してフルで戦いたい」と意気込んだ。
その中でも佐藤自身が最も強く感じている課題は攻撃面。
「もっとどん欲にならないといけない。周りはパスを出せというかもしれないけど、ゴール前だったらどんどん足を振って、ゴールを狙っていこうかなという思いはある。ここ何年間は控えながらやってきたけど、点を取れなかったので。こうなったら自分が取るしかないなという感覚でいきたい」
中里崇宏や寺田紳一とのボランチの争いはし烈を極めるが、ゴールへのどん欲さでアピールし、スタメンの座をつかみ取りたい。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2015/03/06 07:00