「ほかのチームにいたときとから試合に出ていた選手が多いのもあって、良い感じでチームに入れている」。寺田紳一の言葉を借りれば、今季の横浜FCは、新戦力がフィットするまでには、あまり時間はかからないかもしれない。
なかでも、川崎Fから加入した黒津勝と東京Vから加入した柴崎貴広は、比較的近いクラブから移籍してきた。「実はフロンターレのときよりも、練習場が近くなった」という黒津に引っ越しの予定はないという。キャンプでは寺田と同部屋だったそうで、すでに親交を温めており、安心してチームに溶け込めそうだ。
一方、柴崎は「結構遠くなったので、引っ越すつもり」とのこと。生まれて間もない第一子(長男)もおり、なかなか大変だ。また、8年ぶりに復帰したこともあって、「クラブハウスもできて、比べものにならないくらいに変わっている」と、驚きを隠せなかった。
(横浜FC担当 田中直希)
2013/02/27 22:14