お疲れさまです。
先日、G大阪からの期限付き移籍での加入が発表された寺田紳一選手。2010年、2011年と横浜FCでプレーしていただけに“復帰”というような表現でもおかしくないように選手、スタッフからは「おかえり」という言葉を掛けられたようです。そんな寺田選手に練習後、話を伺いましたので少し紹介したいと思います。
――昨日、今日と2日間練習をしてみての感想を
「昨日、今日と2日間トレーニングをしてみて、やろうとしている形がハッキリしているし、流動的やなっていうのは感じました。これを突きつめていけばいいチームになるなと感じました」
――監督からは何かお話はありましたか
「監督からはビデオを見せてもらってチームがやろうとしていることを伝えてもらった。ただ、個人的に、こういうことをやってほしい、だとか要求みたいなものは特にはなかったです」
――去年の雰囲気とは違いはありますか
「去年とは少し雰囲気も違うし、サッカーをしている感じがあるというか意識が統一されている。やろうとしてるサッカーがハッキリしてると思います」
――G大阪に復帰しても横浜FCの試合は見ていたのでしょうか
「横浜FCの結果はちょいちょい見てましたし、選手とかにもたまに連絡はしてました。試合自体はそんなに見てなかったですね。ってか見れるんですか?」
――スカパーで見れますが
「あ~、スカパーでやってるんですね(笑)自分、入ってないんですよ(笑)」
――G大阪が苦しい状況にある中での移籍は決断が難しかったのでは
「ガンバがなかなか結果を出せない苦しい状況やったし、自分も試合に出られていなかった。ただ、練習の中で自分の調子が良いのは感じていたし、この状況でガンバにいても、ちょっともったいないなと感じていました。ガンバの状況が状況だったんで、移籍して迷惑かけるのも…と思いましたけどそこは話し合いをさせてもらって自分のわがままを通してもらいました」
――神奈川ダービーから出場が可能になります
「昇格に向かって上位を倒していくしかないし、湘南戦はホーム。自分にとっても戻ってきて最初の試合になるんで、出られるかどうか分からないですけど、頑張りたいです」
――山口監督の印象は
「かっこいい感じですよね、スマートやし」
――現役時代のプレーはよく見ていましたか
「あ~、やっぱり、印象に残ってるのは韓国戦のループっすかね」
という感じでした。2年間の期限付き移籍を経て、ようやく復帰したG大阪をまた離れる決断というのは容易ではなかったと思いますが、それでもまた横浜FCで頑張るんだという意志、吹っ切れたような表情は感じ取れました。チームが常に意識している競争に新しい風を吹かせてくれる存在だと期待したいと思います。
チームの方から公式プロフィール用のユニホーム姿の写真も頂いたので合わせてご紹介しておきます。
それでは。
(横浜FC担当 杉山文宣)
2012/08/03 08:06