横浜FMのDF中澤佑二が2月25日に37歳の誕生日を迎えた。当日はプロキャリアをスタートさせた東京V(J2)との練習試合に45分出場し、ディフェンスリーダーとして無失点に抑える役目を果たした。
試合後、報道陣からサプライズでバースデーケーキを用意された中澤は「やっぱり何歳になってもうれしいモノですね」と笑みをこぼした。昨季は36歳でリーグ戦フルタイム出場を成し遂げた。今季については「ナビスコカップや天皇杯も含めた公式戦でのフルタイム出場を目指したい」と新たな目標を掲げている。さらに「自分は得点王を目指せる選手ではない。この年齢になっても元気にプレーできるというところを見せたい。その上でチームの失点を減らしたい」と抱負を述べた。
個人レベルでは2018年のロシアW杯出場も諦めておらず「プロ選手である限りはW杯を目指す」と公言している。中澤は歩みを止めることなく37歳になっても全力でピッチを駆け抜ける覚悟だ。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2015/02/25 19:46