11日の天皇杯2回戦・ヴァンラーレ八戸戦(青森県代表)で先発のチャンスが訪れそうなCBファビオが燃えている。同じポジションには中澤佑二、栗原勇蔵の二枚看板がいるため、なかなか出場機会が訪れない。だが、いずれかが不在の場面ではしっかり結果を残しており、樋口靖洋監督も「ファビオにまったく不安はない」と信頼している。
今回は久しぶりの先発となる見込みのため、「自分はJリーグもナビスコカップも天皇杯も同じ気持ちで臨む」と意気込む。相手が格下のヴァンラーレ八戸でも、油断は一切ない。「サッカーは何が起こるか分からない。名古屋が格下(長野パルセイロに0-2で敗戦)のチームに負けたという出来事もあった。相手を見下さず、尊重しつつも、プライドを持って戦いたい」。
横浜FMは現在、公式戦2連敗中と調子が下降線をたどっており、助っ人CBにかかる期待は自然と大きくなりそうだ。
横浜FMの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2013/09/09 14:45