ホーム最終戦。試合後はしんみりとした空気に包まれていた。ケネディと玉田の退団、中村の現役引退。世代交代を示すその光景に、多くの嗚咽が漏れる中、涙を流す23歳がいた。誰よりも、感極まっていた。
本当にこんなことがあるのだろうか―。そう思わずにはいられなかった。チーム再建と世代交代の二兎を追った14年だったが、13年に多くの主力が抜けた最終ラインを中心にけが人が続出。メンバーが18人すらそろわなかった試合もある。“出場可能な選手”…
(12/26発売2014年イヤーブック、「エル・ゴラッソ 2014 J1総集号」より抜粋)
(BLOGOLA編集部)
2014/12/27 18:45