強い雨風に見舞われたことで水曜日(26日)の練習は急遽室内で行われることになった。選手たちが取り組んだのがバスケットボール。これに気をよくしたのは1年ほどバスケをたしなんでいた昌子源。「ヨッシャー、バスケやるで!」とやる気満々で体育館に現れた。
だが、それ以上に騒がしかった(!)のが攻撃陣の面々。身長差がダイレクトに影響するバスケットボールでありながら石井正忠コーチから示されたのはポジション別に分けられたチーム。当然、高身長のGK&DFは180cmを越える選手がズラリとそろう中、二つに分けられた攻撃陣の一方のチームは、遠藤康、前野貴徳、中村充孝、宮内龍汰、伊東幸敏、豊川雄太、杉本太郎といった面々。組み分けが分かった瞬間、豊川雄太が「小っさ!」と口を切ると、次の瞬間から「俺が一番背が高い!」「俺にボールを集めろ!」と、どんぐりの背比べ(失礼)が始まった。
ところがいざ試合が始まってみると、この若手組が善戦。3ポイントシュートしか認められない特別ルールながら、小気味よい運動量と騒がしさ(?)でリバウンドを制し、相手を圧倒する場面も見られた。
いつもとは違う手を使ったバスケで大いに盛り上がったこの日の練習。選手たちには良いリフレッシュになったようだ。
(鹿島担当 田中滋)
2014/11/27 14:31