31日の練習は室内でのトレーニングとなったC大阪。その中で、GKとともに、フィールドプレーヤーとしては唯一グラウンドでシュート練習を行ったのが秋山大地だった。
秋山は、4月に負った左腓骨骨折から復帰した直後、6月の和歌山キャンプで再び同じ箇所を負傷してしまう不運に見舞われたが、「いまはだいぶ良くなった。次のステップアップリーグ戦にも出られるかもしれない。コンディションを高めていきたい」と実戦復帰に向けて着実に状態を上げている。
プライベートでは、7月28日に二十歳を迎えた。「実感はあまりない」と笑うが、「10代は一度も試合に出ていないので、試合に出たい」と抱負を語る。「(新監督は)走ることを求めてくる。それは自分の持ち味でもある。どんどん走って練習からアピールしていきたい」と続けた。
7月27日には、ドルトムントへ期限付き移籍中の、1年後輩の丸岡満がドイツ5部クラブとの練習試合に途中出場したニュースも飛び込んで来た。「刺激になる。(そういうニュースを聞くと)負けたくない気持ちは強くなる」と後輩への負けん気もにじませた。
本格復帰後、チームを大いに底上げしてほしい。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/07/31 21:11