19日、前日にドルトムントへの期限付き移籍が発表された丸岡満の記者会見が興國高等学校で行われた。
冒頭で挨拶をしたC大阪の岡野雅夫社長が「ハナサカクラブのサポートによる(C大阪U-18の)ドイツ遠征で(ドルトムントユースと)練習試合をした時、彼は2年連続で試合に出て、(C大阪U-18も)2回とも勝利した。その試合を通してドルトムント幹部に評価してもらった」と移籍の経緯を説明。
その後、丸岡本人とメディアとの質疑応答で丸岡は、「海外遠征で試合をした時は自分の特長であるプレーも出せた」「一年目からドルトムントでプレー出来ることにワクワクしている。チャレンジしていきたい」と随所に意思の強さ、意識の高さを見せた。
「8万人のサポーターの前で得点を決めて阿波踊りを踊ることが目標」と話すお茶目な性格の徳島県出身の17歳について、かつて永井龍(現在オーストラリアAリーグ、パース・グローリーに期限付き移籍中)が「(自分たち)トップの選手が先にいても、鼻歌を歌いながら寮のお風呂に入ってくる。物怖じしない性格(笑)」と語っていたこともある。
丸岡満。その挑戦が注目される。
写真左は、学校法人興國学園の草島葉子理事長
(C大阪担当 小田尚史)
2013/12/19 21:23