前節の明治安田J2第22節・横浜FC戦(0△0)で、今季、C大阪U-18からトップ昇格を果たした前川大河がプロデビューを飾った。
10日の練習後、試合について尋ねると、「同点の状況だったので、自分が点を取って勝つ、という気持ちで試合に臨んだ。チャンスもあったので、次は決め切れるようにしたい。監督からも、『出番はある』と声をかけてもらっていたので、準備はしていた」と振り返った。
練習でも非凡なシュートセンスは見せているだけに、今後も継続して出場機会を得られるようであれば、プロ初得点も期待される。
また、前川は、現在はドルトムントでプレーし、7日に行われた川崎Fとの親善試合でも得点した丸岡満と共に、2013年の10月、ドルトムントの練習に参加した過去もある。「あの時は(C大阪U-18のドイツ遠征から)一度、日本に戻って、ドルトムントから2人だけ呼ばれた。目標にしていかないといけない場所なので、自分も頑張りたい」と、C大阪U-18時代の1学年先輩である丸岡の活躍に刺激も受けている様子だった。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/07/11 07:00