鳥取の高木理己コーチは2011年から昨年までの3年間、京都で大木武・元監督の右腕としてコーチを務めていた。指導を受けた若手の一人、高橋祐治は「去年は前から(プレッシングを)はめていくサッカーだったので“対戦相手のやり方やシステムによって、こちらがどうやっていくのか?”という話は考えさせられた。理己さんからのアドバイスは今でも意識しているし、何よりサッカーが好きな人。尊敬しています」と振り返るなど、選手から慕われる存在だった。
さらに横谷繁にとって、鳥取の松波正信監督はG大阪時代の恩師だ。「鳥取とは4月に練習試合で対戦した。去年の京都みたいに前からプレスを掛けてくるチームで、紅白戦をやってるようだった」と語っている。
横谷は先週の磐田戦でベンチ入りするも出番無し。高橋はメンバー外という立場だが、もし鳥取戦で出場機会が訪れれば、かつての恩師に成長した姿を見せることでチームの勝利に貢献する構えだ。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/07/12 20:26