13日の天皇杯2回戦・長野戦で千葉の指揮官としての初陣を迎える関塚隆監督。カップ戦初戦からのスタートを「内容、結果、実力でどれだけ上回れるかが試されるので、難しい試合になる」と見据えた。
特に“結果”で上回るためには得点が不可欠だが、リーグ前半戦の千葉はしばしばフィニッシュに課題を抱えてきた。その改善に向けて関塚監督は、「スペースがあればどこのチームも迫力を持った形はできる。ブロックを作られたときに、自分たちがどういうふうに攻撃のスイッチからの絵を描けるかというところ。一つのボールに対しての(意識を)共有をできるか」とポイントを挙げた。
選手たちが「細かいところまでよく見てくれている」と口をそろえるように、11日の練習では紅白戦はもちろん、シュート練習でも関塚監督が細かく指示を出しながら行われた。連係や動き出しの部分に重点を置きながら、フィニッシュの改善を図っているようだ。
(千葉担当 片村光博)
2014/07/12 22:07