大木体制以降、水戸戦の成績は1勝4敗。新チームで挑んだ11年の開幕戦で敗れてから、苦手とするクラブの一つとなっている。前回対戦の第20節も終了間際に鈴木雄斗の果敢なドリブルからPKを与えてしまい、スイスに旅立つ久保裕也のホーム最終戦を勝利で飾れなかった。
大木武監督はアウェイの水戸戦で勝てていないことについて「鬼門かもしれない」と話す一方で「少し先(プレーオフ)を見据えるということがないわけじゃないけれど、俺は水戸に勝ちたいんだ!」と目の前の試合で相手を倒すという指針にブレはない。
週後半のトレーニングでは2試合続けて無得点に終わっている攻撃面の向上に取り組んでおり、横谷繁が復帰する3トップを中心に「ハードにやってくる」(大木監督)という水戸の守備を打ち破って勝利をつかみとる。
京都の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/11/15 18:35